今年も入試のシーズンが始まりますね。
「帰国子女向けの小論文がどんなものか分からない…」
「対策方法が分からない…」
このように悩んでいる方も多いと思います。
本番が迫っている受験生にとって最も効率の良い対策法は過去問を解くことだと思っています。
この記事では、1人でも筆記試験対策ができるよう、現在公開されている帰国子女入試の過去問をできる限り集めていこうと思います。
帰国子女入試における「筆記試験」について
基本的に文系学部を志望する帰国子女は、3つの試験(小論文・外国語・面接)を受ける必要があります。
特に読み書きの力が試される「小論文」は、日本語での授業についていけるかという能力を確認するための試験でもあるため、かなり重要なポイントであると言えます。
もちろん、各大学が受験生の能力のどこに重きを置いているのかによって小論文の点数が全体に占める評価の割合も変わってきます。
長文読解形式の問題や自由に論じさせるものなど、各大学の問題には特徴もあります。
筆記試験のポイント
帰国子女が小論文を書くにあたって大事なことは以下の3点だと考えています。
時事問題や一般常識に強くなっておく
小論文では、社会にまつわるテーマが取り扱われることが多いです。少しでも知識をつけておくことで、より説得力のある文章を書くことに繋がります。
普段から新聞やニュースをよくチェックし、世の中で起きている物事について理解を深めておきましょう。
時間や文字数感覚の会得
良い点数を取るためには時間配分がかなり重要になってきます。
私も一番初めに受けた入試では失敗してしまったので、その反省を生かして受験時期には、毎日小論文の問題を解くように心がけました。
第三者からの客観的な意見
文章を書いているとついつい主観的になったり話が脱線してしまうことありますよね。
そもそも小論文とは、「客観的な理由や根拠に基づき、論理的に自分の意見や考えを述べる文章」です。
そのために大切なのは、自分の意見を書くことではなく、読み手を納得させることです。常に客観的な目線を持ちながら文章を書いていく必要があります。
意外と書いている本人には、話が脱線していたり、分かりづらい文章になっていることに気づきにくいものです。
友人や家族など、第三者に文章を見てもらう機会があるといいでしょう。
帰国前からオンラインで指導してもらう方法も
オンライン家庭教師を利用すれば、世界どこからでも帰国子女子向けのマンツーマン指導が受けられます。帰国前から受験対策をしたいという方にはおすすめです。
代表的なものだと、EDUBALというオンライン家庭教師サービスが有名です。
帰国子女入試「小論文」の過去問を集めていきます!
試験後には問題冊子が回収されるため、帰国子女入試の過去問はあまり出回っていません。赤本にも帰国子女入試の問題は載っていません。
ただ、公式ホームページ上で過去問を公開している大学もたくさんあります。
私立大学に比べると、国公立大学では過去問を公開しているところも比較的多いので、いろんな問題を解きながら練習してみることをお勧めします。
小論文には慣れが必要だと思うので、できるだけ数をこなしながら、時間配分や文字数の感覚を身につける練習をしておきましょう。
早稲田大学
政治経済学部(グローバル入試)
社会科学部(グローバル入試)
帰国生・外国学生入試 共通試験
上智大学
上智大学に関しては、ホームページ上では一般公開していないものの、大学アドミッションオフィスへ直接メールで問い合わせることで、過去問を手に入れることができます。
このメールアドレス(admission-t-co@sophia.ac.jp)に「過去問請求」という件名で問い合わせをしてみましょう。詳しくはこちらのページをご覧ください。
慶應義塾大学
以下は昨年の各学部入試で出された小論文のテーマになります!
東京大学
詳しくはこちらのページをご覧ください。
- 文科一類:2021年度 2020年度 2019年度
- 文科二類:2021年度 2020年度 2019年度
- 文科三類:2021年度 2020年度 2019年度
- 理科一類:2021年度 2020年度 2019年度
- 理科二類:2021年度 2020年度 2019年度
- 理科三類:2021年度 2020年度 2019年度
京都大学経済学部
国際基督教大学
中央大学
横浜国立大学
最後に:【2022年過去問】帰国子女入試の小論文・筆記試験
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、入試本番までにたくさん小論文を書く練習をしながら、時間や文字数の感覚、社会問題の知識などを身につけるようにしてみてください!
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