帰国子女入試は情報が少なくて大変ですよね。
「どの大学を受けるか迷っている」
「帰国子女入試の日程を知りたい」
という方も多いと思います。
私も受験生の頃に情報収集が大変だった記憶があります。
この記事では、帰国子女枠のある国公立大学12校について、ホームページで公開されている入試日程をまとめてみました。
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はじめに:2023年度帰国子女入試を受けられる国公立大学
帰国子女枠で受験可能な人気12校の国公立大学について、公開されている入試日程や出願締切日を定期的に更新していきます。
(最終更新日:2023/4/12)
※まだ発表されていない大学に関しては、参考として前年度のスケジュールを掲載しておきます。新しい情報が出ていましたらコメントで教えていただけると嬉しいです!
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オンライン家庭教師(EDUBAL・Netty・マナリンクなど)を利用すれば、世界どこからでも帰国子女子向けのマンツーマン指導が受けられます。
また、帰国後には多くの生徒さんが帰国子女入試に特化した予備校に入って受験対策をしています。入試対策について不安な方や一緒に学ぶ友達が欲しい方は、予備校での学習をおすすめします。
帰国子女枠で受験できる国公立大学の入試日程一覧
大学別の入試日程や募集学部、試験内容について簡単にご紹介します。
上から順にこのように並びになっています。
・東京大学 ・京都大学 ・一橋大学 ・北海道大学 ・東北大学 ・名古屋大学 ・大阪大学 ・九州大学 ・横浜国立大学 ・東京都立大学 ・東京外国語大学 ・お茶の水大学
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東京大学(2025年度外国学校卒業学生特別選考)
募集人員 (各若干名) | 文科一類、文科二類、文科三類 理科一類、理科二類、理科三類 |
出願期間 | 2022年11月1日 〜 11月7日(必着) |
小論文 | 全科類:2023年2月25日 |
学力試験 | 文科各類(外国語):2023年2月26日 理科各類(数学):2023年2月25日 理科各類(理科):2023年2月26日 |
面接 | 全科類:2022年3月4日 |
補足:文系、理系ともに小論文・筆記試験・面接が3日間にわたって行われます。
合格発表は2023年3月10日正午に大学ウェブサイトにて行われます。なお、前年度は15名の方が帰国子女枠から入学しています。
京都大学(外国学校出身者特別選抜)
実施学部 | 法学部・経済学部(各10人以内) |
出願書類 受理期間 | 法学部:2023年1月5日〜1月12日 経済学部:2023年1月5日〜1月11日 |
試験日 (国語) | 法学部:2023年2月25日 経済学部:2023年2月25日 |
試験日 (面接) | 法学部:2023年2月26日 経済学部:2023年2月26日 |
国公立大学の入試はかなり実施日程が被ります。受験者が分散するため、その分ライバルも減ります。
それも踏まえた上で志望大学を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
例年、東大や一橋、阪大、九大、都立大あたりの国公立大学は同じ日程(2月25日前後)で試験が行われているようです。
一橋大学(外国学校出身者選抜)
実施学部 (各学部5人以内) | ・商学部 経営学科・商学科 ・経済学部 経済学科 ・法学部 法律学科 ・社会学部 社会学科 |
出願期間 | 2022年11月25日〜12月1日(必着) |
第1次選抜 | 2023年2月26日 (外国語+小論文) |
第2次選抜 | 2023年3月3日 (外国語+小論文+面接) |
入学試験は2回に分けて行われており、第一次では外国語+小論文の200点満点、第二次選抜は外国語+小論文+面接の300点満点で評価されます。
補足:以下の表は、2022年度、2021年度の入試データです。 倍率は約2倍といったところでしょうか。よくみると、毎年「募集人数」以上の合格者を出していることが分かりますね。他の大学が使っている「若干名」という言葉も具体的に何人くらいなのか気になりますね。
(出所:令和5(2023)年度「一橋大学入学者選抜要項」より)
北海道大学(帰国子女入試)
実施学部 | 文学部,教育学部,法学部,経済学部,理学部,医学部,歯学部,薬学部,工学部,農学部,獣医学部,水産学部 全12学部(各若干名) |
出願期間 | 2022年9月30日 〜 10月6日 ※インターネット出願も必要です。 |
第2次選考日 (課題論文等・面接実施日) | 2022年11月20日 |
補足:国立大学の中でも、比較的早期に行われる北海道大学の入試は人気で、昨年度入試の志願者数は49名でした。
東北大学(帰国生徒入試)
東北大学の帰国子女入試の募集要項は現時点(2022/08/15)では未公開となっていました。参考として昨年の日程を掲載しておきます。
実施学部 | 理学部(若干名) 医学部(0〜3名)※医学部のみ大学入学共通テストの受験が必要 工学部(若干名) |
出願期間 | 理・医学部:2022年10月14日~10月22日 工学部:2023年1月19日〜1月23日 |
第1次選考実施 | 2022年11月5日(理学部・医学部医学科のみ) |
第2次選考実施 | 理学部・医学部:2022年11月19日 工学部:2023年2月11日 |
補足:東北大学も比較的早く入試が行われますが、理系学部のみの募集となっています。
大阪大学(帰国生徒特別入試)
大阪大学問い合わせ先はこちら(admission@office.osaka-u.ac.jp)
募集人員 (各若干名) | 外国語学部、理学部、医学部、工学部、基礎工学部 |
出願期間 | 2022年12月9日 ~ 12月16日 |
試験日 | 外国語学部・医学部 →2023年2月25日 理学部・工学部・基礎工学部 →2023年2月25日〜26日(2日間) |
九州大学(帰国生徒選抜)
募集人員 | 教育学部・農学部を除いた全ての学部 |
出願期間 | 2022年10月17日〜10月21日 |
選抜期日 | 共創学部:2023年2月25日・26日 文学部:2023年2月26日・27日 その他学部:2023年2月25日〜27日 (法・経済・理・医・歯・薬・工・芸術工) |
合格発表日 | 2023年3月8日 |
教育学部については、帰国生徒選抜での募集は行われませんが、教育学部国際選抜(4月入学)では,帰国生徒の方も募集の対象となります。
横浜国立大学(帰国生徒選抜&外国学校出身者選抜)
※こちらは、昨年の情報になります。
実施学部 | 教育学部・経営学部・都市科学部・※経済学部(各若干名) (経済学部については外国学校出身者選抜と区別されているので条件が少し変わっているようです) |
出願期間 | 教育学部:2022年10月5日〜 10月11日 経営学部:2022年10月19日〜 10月26日 都市科学部:2022年9月15日〜 9月22日 経済学部:2022年9月12日〜9月16日 |
試験日 | それぞれの学科で選抜方法や試験日が大きく異なるようです。詳しくは募集要項の方からご確認ください! ちなみに教育学部の入試はコロナの影響でオンラインで行われるようです! |
各学部、募集要項公開時期が異なっています。入試の仕組みも少し複雑なので、ホームページをきちんと確認するようにしましょう。
横浜国立の帰国生入試第二次試験は例年11月末から12月初めに行われます。
首都圏で早期に受けられる国立の学校ということもあり、毎年かなりの多くの生徒が受験日に集まります。昨年は志願者は79名でした。
実は、私も横浜国立大学を受験しましたが、小論文が難しかった記憶があります。。受験生は普段から新聞などを読んで読解力や時事ニュースへの理解度を高めておきましょう!
東京都立大学(帰国子女(中国引揚者等子女を含む)入試)
東京都立大学では5つの学部で入試が行われています。
実施学部 | 人文社会学部、法学部、理学部、都市環境学部、システムデザイン学部 (法学部4名、その他若干名) |
出願期間 | 2022年11月29日〜12月1日 |
試験日 | 筆記:2023年2月25日〜26日 面接:2023年3月3日 |
東京外国語大学(帰国生等特別推薦選抜)
2023年度帰国生等特別推薦選抜においては、出願者のうち海外在住者で来日が困難な者に限り、以下の日
程・実施方法(オンライン)により受験することが認められています。
実施学部 (各若干名) | 言語文化・国際社会・国際日本 |
出願期間 | 2022年11月1日~4日 |
第2次選考 (小論文・面接) | 言語文化 : 2022年12月3日 国際社会・国際日本 : 2022年12月4日 |
お茶の水女子大学(帰国子女・外国学校出身者特別選抜)
帰国生入試は、インターネット出願が必要なので注意してください。インターネット出願登録期間は令和4年10月28日〜11月3日です。
実施学部 (各若干名) | 文教育学部・理学部・生活科学部 |
郵送出願期間 | 2022年11月1日~11月3日【必着】 |
第2次選考 | 2022年11月26日・27日 2022年11月27日は文教育学部のみ |
まとめ:2023年国公立大学の帰国子女入試日程(随時更新)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
現時点で分からないところは参考として、去年の入試情報を載せています。お間違えのないよう気をつけてください!
国公立大学の入試日程は、かぶっていることが多いです。どの大学を受けるか早めに決めておき、試験に向けて準備しておきましょう!
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特に、国公立大は私立に比べて小論文の問題が難しいような印象を持ちました。
普段からニュースや新聞などを読むことで、社会問題に詳しく慣れるようにしましょう。海外からオンラインで、小論文や面接をサポートしてくれるサービスもあるので利用してみてはいかがでしょうか。
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