【仏検準一級】2次試験の内容や出題された質問など振り返ってみました。

フランス語

「仏検準一級の2次試験の流れが分からない」
「一次試験には受かったものの、次どう対策すれば…」

と不安な方も多いと思います。

この記事では、2020年に仏検準一級を受験した私が、当日の流れや内容について振り返って見ようと思います。

初めて2次試験に臨むという方はぜひ参考にしてみてください!

仏検準一級・2次試験当日の流れ

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まずは、当日の流れを出来るだけ細かくしてしていきたいと思います。

集合(朝10時ごろ)

2021/01/24(日)、午前10時前会場集合。

一次試験の合格通知ハガキと身分証(免許証)・腕時計を持って会場到着しました。合格通知が2次試験の受験票になっているので、忘れないようにしましょう!

ちなみに受験票には「9時57分集合」と書いてありました。なぜか時間に細かくてびっくりしました笑

福岡の会場でしたが、受験される方は準2級・2級・準1級・1級を合わせて15人くらいでした。

準備時間は3分。イメトレが大事!

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待機室でしばらく待った後、スタッフの方に名前を呼ばれついていくと試験教室の前の椅子に案内されました。

そこで小さな紙を受け取ります

3分間の発表のなかで扱う2つのテーマが記されています。

Le gouvernement japonais rend payants les sacs plastiques depuis l’été 2020.

Qu’en pensez-vous ?

※うろ覚えなので原文は少し違います

2つの質問のうち、私が選んだのはこちらでした。

「2020年の夏から日本政府がプラスチック袋を有料化したことについて、あなたの意見を聞かせてください」

という感じですね。

ちなみに毎年、時事的なテーマと一般的な社会のテーマが出題されているようです。

内容から察するに、私が選んだのが時事的なテーマで、もう片方が一般的なテーマなのだと思います。もう一つの方はよく覚えていません、、

知らない単語が1つ入っていたので消去法で選びました。

時事問題が出ると聞き、直前にコロナ関連の語彙なども確認しておいたのですが、その心配は入りませんでしたね。

紙を渡されたあとはその場で3分間の準備時間をもらえます。ただ、机とペンがないためメモを取ることはできません。

発表をどんな構成で行うのか、どんな理由や具体例をあげるのかしっかりと頭の中でイメージしておくようにしましょう。

本番:気楽に発表しましょう!

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それでは、入室から退室までの流れを簡単に解説していきます。

入室

紙を渡された3分後、スタッフさんの指示があったのでドアをノックし試験室に入りました。

フランス人男性1人と日本人男性1人が部屋の奥で待っており、bonjour!と挨拶してくれました。

「よろしくお願いします」と言いたいところでしたが、こんな時フランス語だとなんと言えば良いんでしたっけ。笑

発表開始

名前の確認のあと、選んだテーマを聞かれ、その後すぐに3分間の発表を始めます。

プラスチック袋の有料化について肯定的な立場で話そうと思い、

”Je suis pour la décision du gouvernement japonais parce-que…  

という感じで始めました。

その後は「環境に良いから〜」「人々の意識が変わるから〜」といった簡単な理由を述べました。「フランス人は常にエコバックを持っていて良いですね」と言うと大きくうなずいてくれました。

2人とも頷きながら優しい顔で聞いてくださったので話しやすかったです。

久しぶりにフランス語をしゃべったので言葉に詰まりまくりましたが、なんとか言いたいことは伝わったと思います。

同じ言葉を何度も繰り返してしまったので、語彙を増やす必要性を痛感しました。

私のように “Je pense que” だけで乗り切ろうとはしないようにしてください。笑

質問タイム

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早めに発表を終えたので発表についての質問を5つほどされました。

フランス行ったことがあるの?といったカジュアルな質問も受けました。

コロナ禍でプラスチック使用量増えてるけどどう思う?と言う質問にはあまりうまく答えられなくて悔しかったです。。

試験を終えて・・・7分は短い!

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あっという間に終わったと言うのが率直な感想でした。

まだ合否がわかってないのでなんとも言えない感じですが、20%前後の一次試験合格率に対して、2次試験は70〜80%なので甘めに採点していただけるんだろうと思っています。。。

もし不合格だったらもちろん来年リベンジしますが、その時には発表を円滑に進めるための言葉などをきちんと準備しておきたいなと思います。

また、普段からフランス語でニュースなどを見ておくのも大切だと思いました。

理由の述べ方、具体例の出し方、次の理由や結論に入るための自然な接続語を覚えておけば、評価も高まるのではないでしょうか。

試験時間は質疑応答も含めトータルで7分しかないので、持ってるフランス語力を存分に発揮できるようにしたいですね!

心配な方は、オンラインレッスンなども活用して、2次試験対策を行いましょう。

マナリンクには、フランス語堪能な日本人講師が所属しているので、オンライン指導を受けたい方にはおすすめのサービスです。

まとめ:仏検準一級・2次試験を受けてみて

最後まで読んでいただきありがとうございました!

先述しましたが、合格率20%前後の一次試験に比べ、口頭試験の評価は比較的易しい(はず!)です。

3分はかなり短いので、時間の意識はきちんと持っておきましょう。早めに終わってしまっても質疑応答のパートで取り返せば問題ないはずです。

試験官に聞き取ってもらえるよう、落ち着いて話すことを心がけましょう!

それでは、2次試験がんばってください!

Bonne chance!

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